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サブ3を達成する為に5000m19分15秒出す為の2つのアプローチとは?

 こんにちは!

 

 本日は、マラソンサブ3を目指している方で、5000mで19分15秒出す為の2つのアプローチについてお伝えしていきたいと思います。

 

 先にお伝えさせていただきますが、本日は19分15秒と具体的なタイムを示しておりますが、25分を目指している方20分を目指している方とアプローチの仕方、考え方の部分は一緒ですので、最後まで読んでいただけますと幸いです。

 

・マラソンと5000mの関係性

 まずはじめに、サブ3を達成する為になぜ5000m19分15秒なのかという理由について、説明させていただきます。

 

 これは聞いたことがある方も多いかと思いますが、マラソンから見た時に5000mの走力が基礎スピードにあたると言われているからです。

 

 これは選手としてもコーチとしても経験豊富な、池上さんや深澤さんもおっしゃられていることでもあり、名監督でもある小出義男監督も「マラソンでたらめ理論」という書籍の中で、トップランナーの場合で5000mのタイムに+1分半がマラソンのペースになると記載されておりました。ただ、市民ランナーの場合、練習量的にもトップランナー並みのマラソン練習をこなすのは難しいので、これより少し速いタイムが必要であると記載されております。

 

 そこで余裕を持って5000mのタイムに+2分ということで、19分15秒とさせていただいております。なので、19分45秒とか19分30秒だとマラソンサブ3はできないという意味ではなく、余裕をもって+2分とこの記事内でしていることにご理解ください。

 

 5000m19分15秒ということは、1キロ3分50秒ペースです。私が初マラソンを4時間45分で走った時に、1キロ3分50秒なんて、速すぎて想像もできないタイムで自分には関係のない世界だなと思っておりました。しかし、7年間という走歴を経るとそれがいつの間にか走れるようになっているのですから不思議なもんです。

 

 なので、今は全く届かないレベル感であっても、段階を踏んでトレーニングを続ければ絶対に達成できますので、一緒に頑張って参りましょう。

 

・5000mはスピード?持久力?

 

 これが、一番のイメージとズレるところかなと思うのですが、おそらく大人になってから走り始めた市民ランナーさんが大半かと思うのですが、マラソンをメインでやっていると、5000mというのはスピードがメインの種目だと思いませんか?

 

 私も5000mはスピードがある選手がやる種目だとずっと思っておりましたが、実はこれは違ったのです。

 

 アメリカで有名なジョー・ヴィヒルコーチご存知でしょうか?

 

 コーチヴィヒルは、運動生理学者でもあり、運動生理学への知識は半端なく多い方だそうです。そんな方が5000mという種目においては、有酸素能力80で無酸素能力20の割合だそうです。

 

 つまりは、有酸素ランニングの無酸素ランニングの比率は、8:2ということです。これだけでも5000mはスピードというイメージが変わってこないでしょうか?

 

 またリディア―ドの「ランニング・バイブル」を引用させていただきたいのですが、「中・長距離のトレーニングの究極のトレーニングの狙いは、簡単な話、自分が出場しようとしているレースをスタートからゴールまで、自分が目標としているタイムを出すために必要とするスピードで走り切るだけのスタミナをつけることである。」とおっしゃられており、

 

 「たとえば、400mを46秒、あるいはそれ以下で走るランナーは、世界中に大勢いる。ところが、800mを1分44秒、つまり、400m52秒のペースで走り切れるランナーとなるとほとんどいないのである。この事実を考えてみるだけでも、中・長距離のレースにおいて、いかにスタミナが大切かが分かるだろう。」と続いておっしゃられておりました。

 

 このことからも、私のコーチ池上さんも、800mからフルマラソンまではトレーニング理論は一緒だといっていることにも通じてくる訳なんですが、800mですらも400mのスピードを人間は維持することが難しいので、5000mとなればより一層スピードではなく、スタミナや有酸素能力の養成が必要であるということです。

 

 つまり、一見スピードをガンガン鍛えていく種目でもありそうなのですが、持久力もしっかりとつけていかないといけないということがこのコーチ2人の意見からも分かるかと思います。

 

 このように5000mという種目であっても、スピードも持久力も重要であるということで、19分15秒を切るために、スピードと持久力の2つのアプローチから考えていきたいと思います。

 

・アプローチ①スピード

 最終的には、1キロ3分50秒ペースで5km走り切ることが目標である訳ですが、人によって、何mまでであれば、そのペースで走れるのかが変わってくるかと思います。

 

 そこで、インターバルトレーニングという形式で、自分が1キロ3分50秒ペースで走れる距離を分割して、段階を踏んで疾走距離を伸ばしていき、かつ、休息時間を短くしていくというアプローチです。(当たり前すぎることですが・・・)

 

 まずは具体的なトレーニング例をあげた方が分かりやすいかと思います。

 

・200m×10本(200mつなぎ)(46秒)を2セット

・400m×10本(400mつなぎ)(92秒)

・400m×10本(200mつなぎ)(92秒)

・600m×8本(200mつなぎ)(2分18秒)

・800m×6本(200mつなぎ)(3分34秒)

・1000m×5本(400mつなぎ)(3分50秒)

・1000m×5本(200mつなぎ)(3分50秒)

 

 このように最初は疾走区間を200mから始めて、徐々に疾走距離を伸ばしていきます。またこれはトレーニングの一例なので、疾走距離の伸ばし方であったり、休息時間の考え方も人それぞれであることは当然であります。

 

 あとは、この同じメニューをどれだけ繰り返してこなせるようになっていくのか等あるので、単純に全て4週間続けてやるとなると、32週間かかりだいたい8カ月必要になってしまいます。マラソンをメインにやっている方がほとんどですので、5000mだけに8カ月もかけれないですよね。なので、ご自身のマラソントレーニングから逆算して、5000mに取り組める期間を定めて練習計画を作成していく必要があります。

 

 だいたい夏場5000mのトレーニングと考えると、6月頃から8月頃の3か月として、9月ぐらいからマラソントレーニング3か月して、12月頃からレースに出場されるといった感じでしょうか。

 

 なので、5000mのタイムが、たった数か月で急には向上しないので、これを数年間継続することが重要ということになります。

 

 また、このように具体的なトレーニング例をあげて説明すると、非常に理に適っているように見えないでしょうか。

 

 実際このようなインターバルだけやっていても、インターバルのレベルというのは上がっていかないのが現実ではないでしょうか?

 

 やっぱり大切なのが、持久力のトレーニングになってくるので、次は持久力のトレーニングについて考えていきたいと思います。

 

・アプローチ②持久力

 

 先ほどのアーサーリディア―ドコーチの言葉を思い出していただきたいのですが、400mのスピードを800mまで維持することでも、スタミナつまり持久力が必要になってくる訳です。

 

 400mのショートインターバルまではそれなりにできても、600m、800m、そして1000mとなれば、インターバルという名目のトレーニングではありますが、やっぱり持久力がないと、そのインターバルのレベルってなかなか上がっていかないんですね。

 

 これは私の実体験でもあるのですが、マラソンで1000m×10本というトレーニングをしていて、そのシーズンでの秋冬のインターバルは、3分30秒から25秒ペースがアベレージだったのが、翌年春から夏走り込んで、秋になってインターバルをやると、3分20秒から15秒でこなせるようになっておりました。

 

 ここから私がお伝えしたいことは、そのシーズンマラソンが終わって、走り込み中心のトレーニングをして、週に1回ショートファルトレクしかやっていなかったのに、インターバルをやるとこなせるタイムが向上していたということは、やっぱりインターバルトレーニングといいつつも、持久力が必要なんだということなんです。

 

 それでは具体的にどんな持久力を鍛えるトレーニングをしたらいいのかということですが、実は5000mもマラソンと一緒ぐらいの総走行距離で問題ないです。

 

 これもイメージと違う部分かもしれませんが、5000mも持久力という土台がどれだけあるかが重要です。

 

 基本的には、中強度走と低強度走を組み合わせて総走行距離を増やしていき、中強度の持久走のレベルを上げていくことが重要です。

 

 5000m19分15秒ということから考えると、中強度の持久走のペースは、だいたい4分40秒前後になってくることが望ましいです。この4分40秒ペースが毎日やろうと思えば毎日できるペースであり、呼吸が乱れない、自分の呼吸音が聞こえないようなペースで走れるようになることが望ましいです。

 

 このように中強度走と低強度走を組み合わせて基礎持久力を鍛えていくことで、間接的にインターバルトレーニングのレベルも自然と上がってきて、最終的に1000m×5本(200mつなぎ)という練習を3分50秒ペースでこなせるようになれば、5000m19分15秒も達成できるようになると思います。

 

 ここまで5000mが速くなれば、サブ3を達成する為の基礎スピードとしては、十分すぎるぐらいついたと言えるので、自信もってマラソントレーニングに移行していただけたらと思います。

 

 そして何度も繰り返しになりますが、今自分のスタート位置によりますが、1年で急にはできないので、数年繰り返す必要があるということです。池上コーチもおっしゃっておりましたが、数千人の市民ランナーさんをサポートさせていただいて、60歳未満の男性の方であれば、数年最適なトレーニングを継続できれば、サブ3は達成できるとおっしゃっておりました。

 

 そして、私も一人でも多くの方の目標達成のサポートができればと思っておりますので、今回の記事が参考になれば幸いです。

 

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コメント


筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

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ウェルビーイング株式会社

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