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大人になって走り始めた市民ランナーさんへ緊急案内!マラソンで結果を出すために5000mはじめまてみませんか?

 突然ですが、あなたはもう今シーズンのマラソンレースを終えましたでしょうか?

 

 次のマラソンシーズンに向けて、今年の春、夏の時期どんなトレーニングをして過ごすかもうお決まりでしょうか?

 

 来シーズンの秋冬のマラソンで絶対に結果を出したいとお考えであれば、是非この春から夏にかけては、5000mの走力アップに取り組んでいただきたいのです。

 

 ここで質問なのですが、今まで5000mの為のトレーニングってされたことありますでしょうか?

 

 おそらく大人になってからマラソン始められた市民ランナーさんが大半かと思います。

 

 最初はフルマラソン完走という勲章や栄光の為に始めたのが、どんどんマラソンタイムも求めるようになり、サブ4、サブ3.5、サブ3そしてサブエガとタイムに個人差はあれど、ただ完走するだけでは物足りず、目標タイムに向かって努力するようになり、今では生活の一部となってマラソンに真剣になっている市民ランナーさんがこの記事をお読みいただいていることかと思います。

 

 そんな真剣な市民ランナーさんでも、なかなか5000mといういわゆるトラック競技に取り組むのって結構勇気がいるといいますか、あまりマラソンのタイムと直結する感覚も分からないですし、なんか自分なんかがトラック競技場で走るなんて・・・・とちょっと腰が引ける方もいらっしゃるかと思うんです。

 

 情報としてはマラソンランナーも5000mやった方が良いことは知っていても足を踏み入れるのって難しくないでしょうか?

 

 とてもお気持ち分かります。私がまさにそうでしたので。笑

 

 実は私はトラック競技場で記録会などに出場したことがないので5000mや10000mの公認記録をもっておりません。

 

 「お前走ったことないんかい!」ですよね。笑

 

 実は5000mの為のトレーニングっていっても別にトラック競技場でやらなくても全然大丈夫なんです。普段のマラソントレーニングされているロードや緑地、河川敷とかでもできるので是非、まだ5000mの為のトレーニングしたことがないという方は、この記事を読んでこの春、夏の時期に取り組んでいただけることを願っております。

 

 それでは、ここから詳細について説明していきたいと思います。

 

5000mはマラソンにとっての基礎スピード

 まずは何で5000mをマラソンランナーがやった方がいいのかということですがそれは陸上競技の本質から考えたいと思います。

 

 陸上競技の本質は、レースで走る距離をどれだけ速く走れるかです。目標が完走という方であれば、どれだけ速くというのは無視していいですが、皆さんのように目標タイムを持ってマラソンされている方であれば、42.195kmという距離をどれだけ速く走れるかが重要になってきます。

 

 これを分解して考えると、スピードと持久力に分けることができます。つまり、そのスピードをどれだけ維持できるか、どれだけそのスピードを落とさずに最後まで走り切れるかということです。

 

 実はマラソンにおいての基礎スピードは5000mと言われております。マラソンの歴史から見ると、トップランナーは5000mのタイムにおおよそ+1分半がマラソンのペースになっているようです。

 

 高橋尚子さん、有森裕子さん、鈴木博美さんなど世界大会のメダリストを育て上げた小出義雄監督の著書『マラソンでたらめ理論』から引用させていただきます。

 

だいたいの目安は、トップランナーの場合で5000m、あるいは5kmのタイムに+1 分半がマラソンのペースです。男子の世界最高でいえば5000m13分30秒です。この走力があって、きっちりとマラソン練習をすることが出来れば、5km15分ペースで走り切る。すると2時間6分半くらいの記録が出る訳です。5000m13分30秒で走れる選手、日本にはあんまりいませんけど、それこそ外国にはいっぱいいます。12分台の選手すら、ケニアやエチオピアやモロッコを中心に10人以上います。彼らが日本のマラソン選手のやっているような練習をきっちりとやれば、世界最高記録なんて簡単に出てしまいます。でも、こういう選手は、幸いなことにトラック種目で勝負になるんで、マラソン練習をやってこないので助かっています。女子でいえば、5000m15分でしょう。それだけの走力があれば5km16分30秒ペースで走りきれる。すると世界最高どころか2時間20分を切って、19分台の記録が出せることになります。3時間を例にすると、5km21分のペースで42.195km を走らなければいけない。5000m19分30秒という計算になりますが、量的にもトップランナー並みのマラソン練習をこなすのは難しいので、これよりは少し速いタイムが必要です。」(引用『マラソンでたらめ理論』P161-163小出義雄著 )

 

 小出監督の著書では、トップランナーの場合で、5000mのタイム+1分半がマラソンペースと書かれております。我々市民ランナーはトップランナーのような練習量を真似することはできないので、もうちょっと余裕をもって、5000mのタイムに+2分かなと思います。

 

 先のサブ3を例に考えると、5kmあたりのペース「21分15秒」に対して2分余裕があるということは、5000mを19分15秒では走れておきたいのです。

 

 ちなみに、私の大好きなマラソン日本記録保持者の大迫傑選手は5000mの自己ベストが13分08秒(2’37’’/km)ですが、フルマラソンは2時間4分55秒、つまり5kmあたり14分50秒(2’57’’/km)程度のペースであり、5000mベストから見たら+1分40秒ほどでマラソンを走り切っています。

 

 どうでしょうか?

 

 5000mのタイムの向上がマラソンのタイムの向上に繋がることがイメージでき、5000mやった方がいいなと思っていただけましたでしょうか?

 

 5000mのタイムをこの夏に上げることができれば、マラソンの目標タイムも一気にあげることができるということなので、もうやらない理由はないですよね。

 

 しかも今まで5000mに取り組んだことがない市民ランナーさんこそ、一気に5000mの走力が上がる可能性があるのはご理解いただけると思います。

 

 青山学院のような箱根を走るような選手のレベルだと、5000mの自己ベスト更新することすら至難の業のレベルだと思うのですが、我々のようなまだ5000mのトレーニングをしたことがない市民ランナーが、そのトレーニングをすると箱根を走るような選手と比べて走力が向上しやすいのは当然ですよね。

 

 またサブ3を目指していて5000m19分15秒で走れるようになれば、あとは持久の部分を上手く組み合わせていけば、サブ3を目指せるということなんです。

 

 このように要素を分解して考えていけば、自分の目標がまだ遥か先だったとしても目指す指標が分かればそれだけでトレーニングに集中して取り組めると思いませんか?

 

 それでは次に日本の気候を考慮すると、やはりこの春から夏にかけて5000mに取り組んだ方がいいとご理解いただけると思います。

 

この日本の気候を逆に有効活用しよう

 おそらく皆さまは日本にお住まいかと思います。本当にマラソンで結果を出そうと思うと、ここ数年の日本の気候を考慮すると、12月から2月ぐらいが本気でタイムを狙える気候かと思います。

 

 マラソントレーニング3か月だとすると、12月のレースでだいたい9月頃からマラソントレーニング開始されることになるかと思います。

 

 それまでの期間を5000mの走力アップの時期と考えます。この時期がまさに夏場になってくるかと思います。ここ数年の気候の特徴として、6月頃から真夏?って思うぐらい暑くないでしょうか?また暑さにも体が慣れていないのできつい時期だと思います。

 

 この6月から8月にマラソンに特化したトレーニングって難しいというか避暑地のような場所でないとできないと思います。例えば、30kmをマラソンレースペースの90%でやるようなトレーニングや、15-20kmをマラソンレースペースでやるようなトレーニングです。

 

 私が聞いた話で、コーチとして有名なレナト・カノーヴァコーチの選手が、大阪で開催された2007年の世界陸上で、開催時期が8月とかなんですが、この暑さでマラソン1本全力で走ったら、その選手は数か月まともに練習できなかったというエピソードを聞いたことがあります。

 

 このように夏場はマラソンに特化したトレーニングができないので、走ったり走らなかったりになってしまったり、トレイルやマラニックのようなLSDのようなトレーニングばかりになってしまったりする方もいるのかもしれません。

 

 そうなってしまうとなかなか、秋ごろのマラソントレーニングに上手く線で繋げるのが難しくなってくると思います。5000mのトレーニングをすることで、マラソンの基礎スピード練習になるので、そのあとマラソントレーニングにスムーズに移行しやすいんですね。

 

 なのでこの夏場を利用して、5000mのトレーニングに取り組んでいただきたいのです。逆に夏場だと体も動いて、冬場に比べるとスピード練習もしやすいですし、基礎スピードを鍛える時期としてはぴったりなんです。

 

 5000mの為の実戦練習といえば、400m10本、1000m5本そして、6kmのテンポ走といった練習になってきますが、冬場の早朝や夜中走られること考えると、夏場の方がやりやすい練習になるかと思います。

 

トラックや競技場にはいかなくても大丈夫

 ここからは具体的にどんな練習をすればいいのかということですが、5000mも結果を出そうと思えば、期分けを行い基礎練習から実戦練習へと移行させていかなければなりません。

 

 これは私も驚いたことなのですが、5000mの為の基礎構築も、マラソンの為の基礎構築もやる練習というのはほとんど変えず、強豪校とかだと一緒にトレーニングしているようです。

 

 土台作りや基礎構築期と言われるトレーニングは、5000mもマラソンも同じだということです。この土台作りのトレーニングを説明すると今回のテーマから大きく外れてしまいますので、残念ではありますが割愛させていただきます。また詳しく土台作りのやり方については別の記事で書いておりますし、また今後も書きたいと思ってますので、楽しみにしていてください。

 

 基礎構築が終わり、ちょっとずつ5000mの為のトレーニングをしていくわけです。これが6月ぐらいになっていると思います。

 

 ここからが冒頭にも出てきたのですが、5000mのようなトレーニングってトラック競技場にいかないとできないと思ったりされませんか?

 

 実は私自身がそのように考えておりました。5000mの実戦トレーニングとしては、400m10本や1000m5本は、非常に重要な練習になってくるのは事実です。

 

 そう考えるとやっぱり、スパイク履いてトラック競技場いって、厳密にタイムとってトレーニングした方がいいのかなと思わないでしょうか?

 

 しかし、私のコーチでもある池上のある一言が、私の考え方を変えてくれたのです。


 これは大人になってから走り始めた市民ランナーさん、まだ5000mに取り組んだことのない市民ランナーさんに絶対に共有しようと思うほど、5000mに対してハードルが下がって取り組みやすい気持ちになったのです。

 

 それは、「5000mで結果を出すトレーニングでなくても、5000mで結果が出るようなトレーニングでも十分」とおっしゃっておりました。

 

 どういうことかというと、まずは全くやらないよりやった方がいいと理解することもできますし、もう一つは、我々市民ランナーは、5000mが速くなりたいというよりは、マラソンが速くなりたいから、その手段として5000mのトレーニングをすると言った方が正しいですよね。

 

 先の例でもありましたように、マラソンの基礎スピードとして5000mに取り組み、+2分の余裕の為に5000mに取り組むわけです。

 

 本当に記録会や大会で5000mの順位を狙いに行くのであれば、トラック競技場に行って厳密にタイムを計るようなトレーニングは必須かもしれませんが、我々市民ランナーは、マラソンの為の5000mなので、5000mが速くなるようなトレーニングというぐらい柔軟に考えて余裕をもった方がいいのではないかと思ったからです。

 

 毎週仕事終わりに競技場に通える方であればそんな心配もないですが、我々市民ランナーは、早朝や仕事終わりで競技場が開いていなかったり、競技場が近くにない人の方が大半だと思います。また、ちょっとトラック競技場に足を踏み入れることに腰が引けてしまう方もいると思います。一人でなかなかトラック走るのって勇気いることだと思います。

 

 なのでいつも走られているロード、練習場所(周回コース、緑地、河川敷)で5000mの為のトレーニングをしたらいいと思っております。私自身もずっと同じ緑地で練習しております。

 

 ここで市民ランナーさんあるあるだと思うのですが、自分の5000mのタイム分かりません問題出てこないですか?

 

 逆の考えで、マラソンの5km通過タイムから-2分で考えれば、5000mのタイムを出せるんじゃないの?と思う方もいらっしゃるかと思います。

 

 この考えで、だいたい一致すればいいと思います。それよりも一度試していただきたいやり方をお伝えします。それは、1000m×5本を1分休息という練習で、実際に5000mのレースを走るイメージで1000m5本走ってみてほしいんです。その5本のアベレージタイムを基準に、次から設定タイムを組まれるといいのかなと考えます。

 

 もちろん一回タイムトライアルをやってみるでもいいのですが、なかなか一人だと難しいと思ったので、1000m×5本1分休息でも参考になるということをお伝えさせていただきました。

 

最終的には、マラソントレーニングのインターバルだと、1000m×10本、2000m×6本そして3000m×4本といったように疾走区間は10kmぐらいは走ります。ペースとしては、だいたいマラソンのレースペースの105%ぐらいです。

 

1000m×5本だと、1000m×10本より速いペースで走れます。このマラソントレーニングの時期にやるスピード練習より、速いペースでこの夏場にやっておくということが実は非常に重要なことなんです。

 

なぜなら、1000m×10本という練習をするときに、ペースに余裕ができるのでリラックスして走れるようになります。またリラックスして走れるようになるので、無駄な力みがなくなります。そして10本という本数もこなせるようになってくるのです。(もちろん持久力の問題やペース設定の問題もあります)

 

まとめ

 まとめさせていただくと私がお伝えしたかったのは、5000mのトレーニングがマラソンの基礎スピード練習になるので、是非市民ランナーさんにも取り組んでいただきたいと思いました。

 

 また、そうはいっても陸上未経験の者からしたらトラック競技場は、ちょっと別世界感もあり、食わず嫌いじゃないですが、手を付けずにいると非常にもったいないので、ちょっとでも5000mのトレーニングに取り組んでほしいと思いました。

 

 また5000mのトレーニングといっても、最終的にはマラソンのトレーニングに繋げていくのでそこを考えると、400m×10本や1000m5本という5000mにとっての実戦練習は、1000m10本とかに繋がっていくわけです。

 

 ペースとしては、1000m10本より当然速くなりますし、自分が5000mのレースを走るイメージで1000mを5本に分割して走るぐらいのイメージで取り組んでいただけたら、「5000mで結果が出るようなトレーニング」としては十分効果はありますので、この夏是非取り組んでいただきたいと思います。

 

 まだ5000mに取り組んだことのない市民ランナーさんがこの記事を読んで一人でも、この夏5000mのトレーニングに取り組まれ、マラソンで自己ベスト更新されることを願っております。

 

 最後に、現在弊社ウェルビーイング株式会社では大阪マラソン日本人トップで、過去5年間で数百人のサブ3達成、サブエガ達成をサポートしてきた池上秀志の書いた『マラソンサブ3からサブ2.5の為のトレーニング』(3000円)の原稿データをメルマガ登録いただいた方限定で、PDFファイルにて無料でプレゼントさせて頂いております。

 


 

 この書籍の最大の特徴は、理論面と実践面の両方から解説されているということです。理論面では運動生理学的な観点からマラソントレーニングについて解説されております。

 

 また実践面では、マラソントレーニング120年の歴史からトップランナーのやり方を分析し、どのようにして成功していったのか、どのようにして上手くいったのかを解説されております。

 

 そして、池上が上記トップランナーのトレーニング内容を分析し、マラソンサブ3からサブ2.5の為の20週間の具体的なトレーニングメニューを解説付きで載せています。

 

 ここまで体系的にかつ網羅的にサブ3からサブ2.5の為に専門的に書かれた書籍を私は見たことがありません。私が防府読売マラソンで2時間32分の自己ベストを出したときは、この書籍に書かれている20週間の練習メニューを悩んだ時に参考にさせていただきました。そして何度も何度も読み返しました。

 

 そして、私以外にも多くの方がこちらの書籍を参考にサブ3やサブエガを達成し、「とても役に立った」「めちゃくちゃ参考になった!あまりにも参考になるので、出来れば世の中に広まってほしくない」とおっしゃる方もいる、言ってみれば禁断の書なのです。

 

 それだけの高評価をされているこちらの書籍、たった3000円で販売しているのですが、その原稿データをPDFファイルにて無料でプレゼントさせて頂いております。

 

 

 最後までお読みいただいたあなたに是非成功を成し遂げてほしいと思っています。

 

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コメント


筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

© 2020 by ウェルビーイング株式会社

ウェルビーイング株式会社

〒612-8491
京都市伏見区久我石原町2-25フレイグランス久我102

電話番号:080-6125-8417

​ペット:レオ(荒獅子)
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