暑さはシーズンを跨ぐとリセットされてしまうのか?
- 榮井悠祐

- 6月13日
- 読了時間: 7分
突然ですが、あなたは最近走られてて暑さが一気にきつくなると感じられておりませんか?
また、昨年あれだけ暑さに強くなったと思ったのに、今この6月の時期で、既にちょっときつく感じてると不安になられていませんでしょうか?
今回、なぜこんなお話をさせていただこうかと思ったかといいますと、副社長の深澤さんがYouTube動画で、「暑さや距離耐性はシーズンを跨ぐとリセットされてしまうのか?」という興味深い内容の動画を上げられていたからです。
深澤さんがこの動画を撮った理由が、受講生様から、「暑さや距離耐性はシーズンを跨ぐとリセットされてしまうのでしょうか?」という質問があったからだそうです。
これに対して深澤さんは「半分YESで半分NO」とおっしゃっておりました。
この答えに対して、ここから順番に深澤さんが解説していたことを紹介していきたいと思います。
まず、遺伝子の発現と休眠というものが関係しているとのことです。
暑さに対する遺伝子等、様々な遺伝子がありますが、それが発現するのにだいたい4週間から6週間かかるとのことです。当然これは、マラソントレーニングにおいても同じことが言えるので、だいたい期分けの期間も4週間からそれ以上の期間を一つの期間として期分けしてるのもこの遺伝子の発現する期間が関係しているのだと思います。
5月、6月しんどいのは、暑さに対する遺伝子が休眠しているからなんですね。5月、6月と暑さに耐えていると、7月半ばぐらい、要は梅雨明けぐらいから暑さに慣れてこないでしょうか。逆に9月ぐらいになると、早朝とか30度ぐらいあっても涼しく感じないでしょうか?
これは、暑さという刺激がかかることで、遺伝子がたくさん発現しているからだとおっしゃっておりました。
ただ冬になると、暑さに対する遺伝子というのは用なしではないですが、発現していても必要がないので、休眠してしまうのです。
休眠せずにずっと発現しとけよって、突っ込みたくなりますが、遺伝子を発現させておくのって、けっこうエネルギーがいるみたいなんです。
これは暑さだけではなく、マラソンランナー誰しも、持久力は少し休むだけで、簡単に落ちることは誰しも経験したことがあるかと思います。このように持久系の遺伝子を発現させておくってかなりエネルギーがいることなんだと思います。なので、使わないと判断すればすぐに休眠状態になっちゃうのでしょう。
ただ朗報なのが、「一度発現させた遺伝子を再度休眠から発現させるのは、比較的簡単」だということです。
これも暑さだけではなく、全てのことに言えることのです。マラソンにおいても、故障で数か月休んでいたしても、走り出した故障明けとかむっちゃしんどいですが、走力が戻るのも速いのは、一度発現した遺伝子が休眠状態から発現するのは比較的簡単だということからきてえるんだと思います。
深澤さんがおっしゃっていてなるほどなと思ったのが、トレーニングで、最初に高いレベルに到達するのはしんどいけど、1回到達したものを維持するとか、もう一回そこに戻るのは比較的簡単だと説明されていたことを聞くとなるほどなと思いました。
暑さに話を戻しますが、最初の6月頃はしんどいですが、もうちょっとして7月半ばぐらいにすぐ慣れるのもそういうことだと思います。
また、深澤さん曰く、この発現のさせやすさというのは、回数・期間も関係しているようです。つまり、1年より2年目、2年よりも3年目の方が発現させやすいということです。
ここまでの内容で深澤さんがお伝えしたかったことは、暑さに弱いとか強いとかは、先天的なものではないということです。
もちろん発現のしやすさ、しにくさというのは個人差あるかもしれませんが、暑さに強くなるというのは後天的にいくらでも高めることができるということです。
これは距離走も同じで、最初は自分は苦手かもと思っていても、やればやるほど、そして年数を重ねれば重ねるほど、距離走に関する遺伝子がたくさん発現していくので、距離走というトレーニングもどんどんできるようになるとおっしゃっておりました。
冒頭の質問に対する回答としての「半分YES、半分NO」のまとめとして、暑さ耐性は、年を跨ぐとリセットされるけど、しかし、遺伝子が休眠状態に入って、再度発現させるのは比較的簡単だということです。
なので、焦らず、不安にならず、地道に暑さに対して体を晒して慣らしていけば、去年同様、去年以上に暑さの耐性がつくということです。
だからといって、真夏の真昼間に走らないといけないとかそんなことはないですよ。早朝や夕方でも十分に暑いので、遺伝子を発現させる刺激としては十分です。なので、早朝や夕方といった涼しい時間帯に走ることをおすすめします。
ここまで深澤さんが解説されていたことをまとめさせていただたのですが、私自身リアルタイムで本日(6月13日)、子どもたちとソフトボールをしていたのですが、むちゃくちゃ暑くきつかったです。
2年前、1年前なんか終日、あの炎天下40度ぐらいある中、やっていたのがウソみたいやなって大人みんな言っておりましたが、まさに暑さに対する遺伝子がまだ休眠状態で、今日の刺激でちょっと休眠から発現してくれた遺伝子がいくつかあるかと思います。
明日もしっかりソフトボールして発現させてきたいと思います。笑
そう考えると、走っている時の暑さとソフトしてる時の暑さってなんか違うんですよね笑
走っている時間帯とソフトの時間帯が違うからだけなのか・・・
また、遺伝子の発現のさせやすさは、回数や期間が関係しているのもとても納得できるところです。
私というよりも、指導している子どもたちを見ていて思いました。去年は男子チームの監督をしていたのですが、6年生はやっぱり強かったですね。
3年生、4年生はまだまだソフトの年数が少ないので暑さに慣れるのも時間がかかっていた感じがします。これまた面白いのが2年生ぐらいは無敵でした笑
理由はソフトボールを上手くサボります。笑
さぼるというよりも集中力がないので、本間に体力やばくなる前に遊んだりするんで、熱中症にならなかったのは、6年生よりも2年生のほうが少なかったかもしれないです笑
あとは、水遊びとかしてもびちゃびちゃになるぐらい、川にダイブしたんかって思うくらいびちゃびちゃになっていたので、そういう体を冷やすのも上手くやっていたんでしょうね。
消防士の新人時代を思い出すのですが、真夏の15時頃、火災現場に行ったとき、僕暑さにやられて吐きそうなって、体がフラフラして完全に熱中症なりかけたんですけど、小隊長が僕の異変に気付いて、持ってるホースを僕の体の中に入れて放水して、一気に体を冷やすことができて、熱中症で倒れずにそのまま現場活動できたことを今でも忘れず、この季節なると思い出します。
余談が長くなってしまいましたが、暑さも今この6月が一番きついのはみんな一緒で、暑さへの耐性は先天的なものではなく、後天的に身に付けられることなので、ここで弱気になってトレーニングを止めてしまわず、低強度走を積極的に活用して、自分が気持ちよく走れるペース帯でトレーニングを上手く継続できれば、これを乗り越え時には、秋冬と良いトレーニングができるようになっていると思いますので、地道に出来る範囲でトレーニング頑張っていきましょう。
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