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サブ3目指している方必見!マラソンサブ3の為の3つの条件とは!?


 突然ですが、あなたはマラソンサブ3を達成するためにトレーニングをしているけど、実際どんなトレーニングをしたらいいのか分からないと悩んだりされていませんか?

 

 あるいはまだまだサブ3達成したいなんて人には言えないけど、いつかはサブ3という夢を心の中でもっていませんか?

 

 しかし世間ではサブ3達成率は3%前後と言われておりほとんどの人は達成できずに諦めてしまっております。では本当にサブ3はほとんどの人にとってできないものなのでしょうか。

 

 実は私もマラソンサブ3に憧れトレーニングをしておりました。サブ3を達成したらマラソンを辞めてもいい!と思うぐらい強い気持ちがありました。

 

 私の初マラソンは、職場の先輩に誘われたことがきっかけで走った神戸マラソンです。当時は消防職員で24時間勤務だったので、職場の先輩と勤務明けの日に職場から長居公園まで行って一周して帰ってくるという練習をよくしておりました。GPS時計は持っていなかったので、Gショックのストップウォッチを使ってタイムを計っておりました。距離は10kmないぐらいでいつも45分とか50分で走っておりました。

 

 本番当日は、まだマラソンのことが何にも分かっていなかったので、設定タイムとかもなく気の向くままスタートしました。沿道の応援が凄くてとても気分が高まって興奮していたことを今でも記憶に残っております。

 

 気分が高まっているのもあって練習よりだいぶ速いペースで突っ込んでしまいました。おそらくハーフの通過が90分超えたぐらいでした。この時点でサブ3ペースですから今思うと無謀の一言に尽きます。マラソンは30kmの壁とか言われておりましたが、25kmで急に脚が動かなくなり、一度道路の端っこに座ってストレッチして休みました。沿道で応援してくれていた子どもからチョコレート貰ったり、エアサロふってくれたりしました。

 

 ちょっと休んで走り始めようとしますが、全然動かなくてちょっとジョグしようとしたらふくらはぎが吊りそうになりました。完走できるかな。もう棄権しようかな。けど、棄権したら職場で笑われたり、いじられるの嫌やなー。そこからちょっと走っては歩いてを繰り返しました。途中橋だったと思うのですが、何でこんなとこに坂あんねん。とか泣きそうになりながら歩いておりました。 

 

なんとかゴールが見えるところまで来た時は涙がでそうでした。多分有森裕子さんだったと思うのですが、ゴール前でハイタッチしてくれていたのでそこまで最後の力を振り絞って走りました。

 

その時のタイムは4時間30分とかでした。タイムとかよりも完走できたことが嬉しすぎて、あの時棄権しやんでよかったとホッとした気持ちを今でも覚えております。

 

 そんな初マラソンでしたので、一生マラソンなんて走るものかと思っておりましたが、また翌年マラソンシーズンになり、自然と職場の先輩とどこのマラソン出るかみたいな話をし、いつの間にかマラソンの魅力にはまってしまっておりました。

 

それからはスポコン魂でトレーニングに励み3時間16分まで記録を伸ばすことができました。職場の先輩からサブ3狙えるで!と言っていただいたことで、自分もサブ3できるかも!という気持ちになり、そこからサブ3を目指すようになりました。しかし、そんなに現実は甘くありませんでした・・・。

 

 サブ3を達成するためには、どんなトレーニングをしたらいいのだろうか。私はほぼ毎回10kmタイムトライアルのような全力で追い込む練習を繰り返しておりました。3時間16分からどうやったらサブ3を達成できるのか全然分かりませんでした。

 

サブ3達成するためには、1キロ平均4分15秒ペースです。このペースで42.195kmを走り切れるイメージが全くできませんでした。

 

 そこで私は元プロランナーで現在アマチュアランナーのコーチをしている池上秀志という男からマラソントレーニングを学びサブ3を達成することができました。

 

池上秀志とは、大阪マラソン日本人トップで、現在はウェルビーイング株式会社代表として数千人以上のランナーさんの目標達成をサポートし、巷では全体の3%前後しかいないと言われるサブ3ランナーを、過去5年間で500人以上育て上げるという実績を出している男です。

 

 その彼がいうサブ3を達成するための3つの条件をご紹介したいと思います。

 

 まず、これをやればサブ3とか、この練習ができたらサブ3といった絶対的なものはこの世にはないということをまずは理解してください。逆にこの3つの条件すべてできていないとサブ3は絶対にできない、というものでもないということです。

 

 つまり、サブ3を達成している方の最大公約数的な考えであります。サブ3を目指すのであれば、だいたいこれぐらいできていたらいいというものです。

 

 それでは順にみていきましょう。

 

1つめの条件:5000mのタイム19分15秒(3分50秒)ぐらいで走れること


 陸上競技の本質は、レースで走る距離をどれだけ速く走れるかです。マラソンは42.195kmという距離をどれだけ速く走れるかを競う競技です。これを分解して考えると、スピードと持久力に分けることができます。つまり、そのスピードをどれだけ維持できるか、どれだけそのスピードを落とさずに最後まで走り切れるかということです。

 

マラソンにおいての基礎スピードは5000mと言われております。マラソンの歴史から見ると、トップランナーは5000mのタイムにおおよそ+1分半がマラソンのペースになっています。

 

高橋尚子さん、有森裕子さん、鈴木博美さんなど世界大会のメダリストを育て上げた小出義雄監督の著書『マラソンでたらめ理論』から引用させていただきます。

 

だいたいの目安は、トップランナーの場合で5000m、あるいは5kmのタイムに+1 分半がマラソンのペースです。男子の世界最高でいえば5000m13分30秒です。この走力があって、きっちりとマラソン練習をすることが出来れば、5km15分ペースで走り切る。すると2時間6分半くらいの記録が出る訳です。5000m13分30秒で走れる選手、日本にはあんまりいませんけど、それこそ外国にはいっぱいいます。12分台の選手すら、ケニアやエチオピアやモロッコを中心に10人以上います。彼らが日本のマラソン選手のやっているような練習をきっちりとやれば、世界最高記録なんて簡単に出てしまいます。でも、こういう選手は、幸いなことにトラック種目で勝負になるんで、マラソン練習をやってこないので助かっています。女子でいえば、5000m15分でしょう。それだけの走力があれば5km16分30秒ペースで走りきれる。すると世界最高どころか2時間20分を切って、19分台の記録が出せることになります。3時間を例にすると、5km21分のペースで42.195km を走らなければいけない。5000m19分30秒という計算になりますが、量的にもトップランナー並みのマラソン練習をこなすのは難しいので、これよりは少し速いタイムが必要です。」(引用『マラソンでたらめ理論』P161-163小出義雄著 )

 

 小出監督の著書でも、トップランナーの場合で、5000mのタイム+1分半がマラソンペースと書かれております。我々市民ランナーはトップランナーのような練習量を真似することはできないので、もうちょっと余裕をもって、サブ3だと5kmのタイムは21分15秒(4分15秒)なので、+2分で19分15秒(3分50秒)と書かせていただきました。絶対に19分15秒でないとサブ3達成できないということはありません。池上が指導する市民ランナーの方で、19分30秒ぐらいでもサブ3達成している人はいております。

 

2つ目の条件:10km~15kmを4分30秒から4分50秒で日々コンスタントに走ることができる


 これは1回追い込んでできるという意味ではなく、日々コンスタントに走ることができるということです。つまりやろうと思えば毎日できる練習強度ということになります。

 

 考えてみてください。AさんとBさんの二人がいた場合、Aさんの方がBさんよりも普段できる練習のレベルが高いと、レースでもAさんの方が普通はBさんよりも速いですよね?

 

 この普通のレベル、つまりやろうと思えば毎日できる練習が「10km~15kmを4分30秒から4分50秒」でできていればサブ3するレベルに達していると言えます。

 

3つ目の条件:30km以上の距離走を1週間に1回もしくは2週間に1回できている


 マラソンレース1か月前にレースペースで30km走ということを聞いたことがある人

は多いのではないでしょうか。

 

でも実際に、レースペースで30km走をマラソンレースの1か月前とかにできたとしても、レース当日にサブ3できる人とできない人がいます。それは、①「1週間に1回もしくは2週間に1回」30km以上の距離走をしているかどうか、ということと、②その距離走のペースがLSDのようなジョギングではなくある程度の速さでやっていること、この2点が非常に重要となります。

 

今まで30km以上の距離走をやってこなかった人が、レース1か月前にしかもレースペースで30km走をするということは非常にトレーニング負荷が高すぎて、体はその負荷を吸収できないのです。

 

例えば、ステーキ10枚を1回の食事で食べてもすべて消化、吸収できませんよね?1週間に1回ステーキ1枚ずつ食べる方が消化、吸収できるのと同じです。しかもその1枚がちょうどお腹が膨れるぐらい、腹八分目ぐらいが一番いいですよね。

 

実はトレーニングにおいても全く一緒のことが言えます。レースペースでなくていいので、30kmを1週間に1回もしくは2週間に1回やることが重要です。

 

ではレースペースでなくていいということですが、具体的にはレースペースの80%から最後の1か月前ぐらいに90%でできていたらいいということが言えます。これは実際のトップランナーもこれぐらいの負荷でやっております。もちろん30kmをレースペースに近いペースですることもありますが、そのような練習は毎週できるものではなく、土台ができて体が仕上がってきた最終的にやる実戦練習の位置づけとなります。

 

少し計算してみます。マラソンレースペースは4分15秒です。秒数に戻すと、255秒となります。255秒の10%は25.5秒となります。

つまりレースペースの80%は

255×0.2=51

255+51=306≒5分6秒

 

レースペースの90%は

255×0.1=25.5

255+25.5=280.5≒4分40秒

 

マラソントレーニングを始めた頃は5分6秒ぐらいで走り、マラソンレース1か月前ぐらいに4分40秒でできたら良いということになります。

 

 以上がサブ3を達成するための3つの条件になります。あなたもこの3つの練習ができていればサブ3達成するレベルは充分にあると言えます。サブ3を目指している方にとって、この3つの条件を比べたとき、自分にはできること、できないことがあると思います。あなたにとって5000m19分15秒で走るスピードが足りていないのか、もしくは30kmの距離走の回数が不足しており持久力が足りていないのか。もしくは、日々のトレーニングのレベルが足りていないのか。様々な視点からアプローチしていく必要があります。

 

 しかし、これは闇雲にレース1か月前にマラソンレースペースで30kmすればサブ3のような断片的なものではありません。地道にコツコツと自分のできるレベルを上げていくのが実はサブ3に向けて一番の近道であったりします。

 

 マラソンという競技はどうしても時間がかかります。1つのレースを走るのに本当に自分のピークをもってこようとすると半年間は準備期間が必要です。最低でも3か月は必要となります。3か月から半年どのようなマラソントレーニングを具体的に組めばいいのか。もっと詳しく知りたいと思いませんか?

 

ここまで読んでいただいたサブ3を本気で達成したいあなたにお勧めしたいものがあります。

 

 私は3時間16分からどうやったらサブ3できるのか悩んでおりました。私は池上秀志という男からマラソントレーニング理論を学びたった1年で3時間16分から2時間33分まで記録を伸ばすことができました。

 

 3時間16分の時は自分が2時間33分で走れるなんて想像もしておりませんでした。どうやったらサブ3なんてできるのだろうとずっと悩んでおりましたから。

 

 彼からトレーニング理論を学び、実践し数か月経った時、練習の距離走でサブ3できるぐらいの走力がついておりました。当時はコロナでマラソン大会がなく、オンラインマラソンしかありませんでした。

 

 2020年から池上のトレーニング理論を学び、2021年3月7日いつも練習している久宝寺緑地でオンラインマラソン(一人タイムトライアル)をしました。

 

 正直、感覚に身を任せてタイムはどれぐらい出るのか分かりませんでした。最初の1キロが3分40秒ぐらいだったと思います。「えっ!?ちょっとヤバい。飛ばしすぎか?」と思いましたが、いつもの距離走の感覚と一緒だったのでリラックスして走ることだけを意識して走りました。

 

 緑地は周回コースで子どもたちが給水役をしてくれました。モルテン飲みながらあと〇周、あと〇周。とお経のように1周ごとに唱えておりました。当然、30kmぐらいから徐々に脚がきつくなってきましたが、あまり時計は見ずにとにかく1周ずつリラックスして走ることだけを考えながら走りました。

 

 最後の1周。いつも走り慣れているのでだいたい1周のキツさも分かるので体力を全部使うつもりで全力で1周走りました。そしてガーミンの時計を止めたとき・・・・・

 

「2時間33分」・・・・?

 

自分でも想像していなかったタイムでした。嬉しさもありましたが、1年間池上さんを信じてやってきたことが報われたことが何よりうれしくて、とにかくすぐに池上さんに報告したいという気持ちで、家族が隣の公園で待ってくれていたので、そこに行ってすぐにスマホもってメール報告したのを鮮明に覚えております。

 

 そして、返ってきた返信内容に、一人でそのタイムならレースを走れば2時間30分切りもすぐですね!

 

 その返信を見て、自分が2時間30分か。全然想像してなかったけど、ここまできたら2時間30分切りたいという気持ちが非常に強くなりました。

 

 自分の話が長くなりましたが、そんな池上が書いた『マラソンサブ3からサブ2.5の為のトレーニング』という書籍を是非読んでいただきたいのです。

 

この書籍の最大の特徴は、理論面と実践面の両方から解説されているということです。

 

理論面では運動生理学的な観点からマラソントレーニングについて解説されております。

 

また実践面では、マラソントレーニング120年の歴史からトップランナーのやり方を分析し、どのようにして成功していったのか、どのようにして上手くいったのかを解説されております。

 

そして、池上が上記トップランナーのトレーニング内容を分析し、マラソンサブ3からサブ2.5の為の20週間の具体的なトレーニングメニューを解説付きで載せています。

 

ここまで体系的にかつ網羅的にサブ3からサブ2.5の為に有益な書籍を私は見たことがありません。私が防府読売マラソンで2時間32分の自己ベストを出したときは、この書籍に書かれている20週間の練習メニューを悩んだ時に参考にさせていただきました。そして何度も何度も読み返しました。

 

 そして、私以外にも多くの方がこちらの書籍を参考にサブ3やサブエガを達成し、「とても役に立った」「めちゃくちゃ参考になった!あまりにも参考になるので、出来れば世の中に広まってほしくない」とおっしゃる方もいる、言ってみれば禁断の書なのです。

 

 それだけの高評価をされているこちらの書籍、たった3000円で販売しているのですが、その原稿データをPDFファイルにて無料でプレゼントさせて頂いております。最後までお読みいただいたあなたに是非成功を成し遂げてほしいと思っています。

 

 是非こちらをクリックしてお受け取り下さい。

 

少しでもあなたのサブ3達成のお役に立てることを祈っております。

 
 
 

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筆者紹介

​ウェルビーイング株式会社代表取締役

池上秀志

経歴

中学 京都府亀岡市立亀岡中学校

都道府県対抗男子駅伝6区区間賞 自己ベスト3km 8分51秒

 

高校 洛南高校

京都府駅伝3年連続区間賞 チームも優勝

全国高校駅伝3年連続出場 19位 11位 18位

 

大学 京都教育大学

京都インカレ10000m優勝

関西インカレ10000m優勝 ハーフマラソン優勝

西日本インカレ 5000m 2位 10000m 2位

京都選手権 10000m優勝

近畿選手権 10000m優勝

谷川真理ハーフマラソン優勝

グアムハーフマラソン優勝

上尾ハーフマラソン一般の部優勝

 

大学卒業後

実業団4社からの誘いを断り、ドイツ人コーチDieter Hogenの下でトレーニングを続ける。所属は1990年にCoach Hogen、イギリス人マネージャーのキム・マクドナルドらで立ち上げたKimbia Athletics。

 

大阪ロードレース優勝

ハイテクハーフマラソン二連覇

ももクロマニアハーフマラソン2位

グアムマラソン優勝

大阪マラソン2位

 

自己ベスト

ハーフマラソン 63分09秒

30km 1時間31分53秒

マラソン 2時間13分41秒

© 2020 by ウェルビーイング株式会社

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